よくある質問・お問合わせQ&A

  • お客様からのお問合せにお答えします。

Q:液肥(肥料)について

御社工場で野菜栽培に使用する肥料は、化学肥料でしょうかそして、人体への悪影響はないのでしょうか?

 

A:化学肥料も原料はすべて天然素材から作られています。

ご質問についてお答えします。もともと肥料は、有機肥料と化学肥料の2つに大別されます。しば

らく前から、化学肥料は人体に悪影響を及ぼすとか自然環境を破壊するなど、根拠のない風評が

あります。そもそも、化学肥料の原材料は、天然素材を原材料としています。ここでは、野菜の生

育に必要な3大栄養素(窒素・リン酸・カリウム)毎にご説明いたします。

(窒素)窒素肥料の原料は、皆様が毎日呼吸する(吸い込んでいる)空気中の窒素が原料です。この

空気中の窒素ガスを取り出し高温高圧で液化して、水素と反応させてつくります。

(リン酸)リン酸肥料は、リン鉱石が原材料で、これも天然のどこにでもある物質です。この鉱石へ硫

酸やマグネシュウムを反応させてつくります。

(カリウム)カリウムの原材料は、岩塩です。細かく砕いた硫酸と反応させてつくります。

さて、このようにして生成された肥料でつくった野菜を食べたらどこか、具合が悪くなるでしょうか?

そして、自然を破壊するでしょうか?こんなにも多くの誤解が生まれるのです。

つまり、化学肥料は、すべて自然素材の物質を化学的に生成する方法であるため、「化学肥料」と

言っているだけなのです。そのことは、当社として既に、理解した上で、水耕栽培事業を行っていま

す。ご安心ください。


Q:低硝酸栽培野菜について

御社植物工場の水耕栽培野菜は、低硝酸栽培であると知りましたが、どのような点が安心・安全なのでしょうか?

 

A:健康に影響があるかも知れないものは先ず自己防衛から。

ご質問についてお答えします。そもそも植物の成長に必要な栄養素として、窒素・リン酸・カリウ

ムが三大栄養素として挙げられます。そのなかでも窒素は、主に硝酸態窒素として植物に吸収

されます。人間をはじめとする多くの動物は、飢餓状態に備えて余剰な栄養素を脂肪として体内

に蓄積するように、植物もまた過剰に摂取した硝酸態窒素を栄養素が吸収できない時に備えて

蓄える習性があります。従いまして、化学、有機肥料を問わず野菜には、多くの硝酸態窒素が含

まれています。硝酸態窒素が人体で亜硝酸やニトロソアミン体に変換された場合、メトヘモグロビ

ン血症、発ガン、生殖機能障害といった健康被害を引き起こすと考えられています。特に、幼児

への影響が懸念されてます。更には、糖尿病疾患は、全国で600万人から700万人といわれその

境界域人口を含めると1,300万人と推定されています。高濃度の硝酸塩が膵臓の中でつくられる

インスリンの生成を阻害しているとも言われ依存型糖尿病を引き起こす可能性があると指摘され

ています。このようなことから、当社では、野菜を更に安心して召し上がっていただく為の努力とし

て、低硝酸液肥による栽培に力を入れています。

 


Q:低カリウム野菜について

最近、テレビや新聞等で、低カリウム野菜情報を目にします。通常カリウムは、人体に必要なミネ

ラル成分であると聞いていますが、どんな方に有用な野菜なのでしょうか?

 

A:人工透析患者さんや食事制限を課せられている方々にお勧めです。

ご質問のとおり、カリウムは人体に必要なミネラル成分で、主に高血圧を抑制する働きや、尿意

を知らせる働きの他、数々の効果を持っています。しかし、腎臓の機能低下などで、カリウムを排

泄出来ない(透析治療を必要とする方)ことで、不整脈を来し心不全を引き起こす危険性があり、

透析患者は、1日当りのカリウム摂取制限を課せられています。特に野菜類はカリウムを多く含

んでいることから、生食で野菜を食べることを控えています。そんな方々がカリウム量を気にせ

ず、毎日野菜を生食可能とした野菜です。また、糖尿病や腎臓病で、1日当りの食事制限を受

け、透析移行予防を行っている方々にもお勧め出来る野菜です。当社の野菜は、通常の土耕レ

タス100g当り490mg含まれているカリウムを約86%軽減(100g当り70mg)した野菜です。もちろん、

衛生的な環境空間で栽培され農薬など一切使用しておりません。

 


 

Q:植物工場での職場実習について

子供が特別支援学校高等部に在籍し、年に二回職場実習を各企業様にお願いしています。そこ

で、今回新聞、TVで取り上げられた御社植物工場は、街中にあり通勤環境も良く、四季をとおし

てよい環境の中で仕事が出来ることを知りました。出来れば、わが子の職場実習を受入れてい

ただけないものでしょうか?

 

A:ご本人の特性を考慮した受入れをしています。

 

 弊社は、ビル総合管理業を事業の基軸としております。その中で、指定障害福祉サービス事業

を展開し多くの障がいを持つ方々(利用者)が就業しています。障がいの特性や程度など様々で

あることから、個々に研修前に面談をさせていただき、特性を確認し就業に耐えうるか、適性は

大丈夫か等総合的に勘案した上で、受入れ実習場所を決定します。従いまして、最初から植物

工場での実習をと望まれるお気持ちは理解できますが、職場実習は、就業を希望するご本人の

今後の職種を含めた仕事に対する自信とステップアップさせることが重要な目的だと考えていま

す。

 


 

Q:水耕栽培の技術指導について

 自分のところでも、今後の農業を考えたとき四季を通して無理なく栽培、収穫が出来る水耕栽

培に興味を持ちました。ついては、水耕栽培の技術指導などしていただけるのでしょうか?

 

A:導入するプラントによってシステムに違いがあります。

 

 一口に水耕栽培と申しましても、プラント装置の製造開発、販売する企業の製品ごとにその特長

や方式が異なります。更に、製造開発した企業の長年の栽培ノウハウもまた、異なりますので、

一概に技術の指導をと依頼を受けましても責任が持てません。また、栽培する地域の水質や気

候、プラント内の構造など様々な環境の変化で生育も左右される場合がありますので、導入を予

定する企業様との間で、栽培技術も含めた指導をしていただくことをお勧めします。但し、基本的

な生育に必要な液肥濃度やph、水温などの情報提供については、ご協力させていただきます。

 


 

Q:植物工場の見学について

 HPや新聞等で御社の街なか野菜工場の見学が出来るということを知りましたが、どの様に申し込めばいい

 でしょうか?また、制約等があれば教えてください。

 

A:現在は、課外授業や食育等での受け入れに限定しています。

 新聞、TV等での報道により東北地方をはじめ山形県内の多くの企業、団体、個人の方々から見学の要望

 をお受けいたしました。また、同時に採れたて野菜の試食等も実施し、多くの見学していただいた皆様から

 好評をいただきましたが、余りの盛況ぶりに、工場内で作業をする利用者(障がい者)が就業に集中できな

 い状態が散見され更には、当事業所として様々な野菜の生育に係る試験栽培が停滞している現状を確認

 し、平成25年4月末を持ちまして、一般の工場見学を終了させていただきました。その後は、地域に暮らす

 小学生や養護学校、特別支援学校、地域障がい者支援機関などの課外研修や食育指導に注力されてい

 皆様を限定して見学受け入れを行っています。ご希望のある方は、TELまたはEメール(お問合せフォーム)

 にてご連絡をお待ちしております。

 


 

Q:授産施設と就労継続支援A型との違い。

 障害者施設として、障害者が施設に通って木工品やアクセサリー類を制作したりまた、餃子やパンなどを

 製造し販売している施設などを授産施設と聞いておりますが御社の就労継続支援事業と何が違うのでし

 ょうか?

 

A:雇用契約の締結です。

 授産施設は、障害者と施設との間で利用契約を結びますが、弊社事業は障害者と雇用契約を結ぶところ

 が大きく違います。従いまして、当社で働く利用者に対して、各都道府県が定める最低賃金を下回ることは

 許されません。逆に授産施設は、その最低賃金等の規則は免除されています。更には、利用者負担という

 ものがあり、施設や当社事業部を利用した場合利用者負担が発生しますが、当事業部は、利用者負担免

 除となっています。

 当社事業部は、職業指導員による職業指導を通して一般の労働者に近いレベルまで向上させるまたは向

 上可能な障害者を利用者としているところが大きく違います。


 


 

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